さくらブログ

お健やかに初春をお迎えのこと、
　　　　　　謹んでお喜び申しあげます

　あけましておめでとうございます。一年の計は元旦にあり。新年の始まりって、特別の日で今年こそと目標を決めて…。何日か過ぎると、いつも通りあわただしく過ぎていく日々になっていませんか。
　今年も、子ども達の笑顔や職員の一生懸命な姿をみて、「一日、一生懸命にがんばろう！」の気持ちで、充実した日々を過ごしていきたいと思います。
　乳幼着は、吸収力が優れたみずみずしい頭脳と心、たくさんの可能性を持っています。そんな乳幼児期の今を大切にした保育に取り組んでいます。23年度は園内公開保育を行い子ども達の興味や好奇心をひく保育技術を研究し職員の育成に力を入れました。24年度は絵本の世界に浸り想像力や、考える力を育み感性を豊かにする保育内容を研究していきます。今年も岐南さくら保育園をよろしくお願いします。


　　　　　大災害の教訓を生かして
　
　昨年は自然災害がいたるところで発生した災厄の年でしたね。その後も放射能汚染が追い打ちをかけ、未だに混迷が続いています。いつ、どこで、何が起こるか分からない想定外の災害に対して保育園の災害対策はどうあるべきか、大きな問題を抱えています。
　そこで、被災した保育園の方々の貴重な声をまとめてある園のDVDを購入して、震災時の保育現場の対応や、幼い子ども達の命をどのようにして守りぬかれたのかを学習致しました。
　まず当園の防災マニュアルや防災対策　避難先・避難ルートの確認、保育のなかの安全教育、保育園の備蓄、保護者への連絡・伝達、行政との情報連絡対策等、防災対策を見直し、安心・安全な保育運営に取り組んでいます。

　しかし、こうした困難なことがあって、絆の大切さが再認識され、人と人の繋がりや互いの心が通い合う「絆」という言葉がこれほど強く訴えられた年ではなかったかと思います。被災された方々の中には、仮設住宅で新年を迎えられ今も癒えぬ悲しみと、つらい日々を過ごされています。未来の子どもたちが幸福に暮らす姿を目指して、強く生きて頂き一日でも早い復興をお祈りいたします。

　日本の将来を担う子ども達の健やかな成長を願い、職員一同「愛情いっぱいの保育」の理念をもって、地域の皆さまとの絆を大切にした保育運営に頑張ってまいります。
　本年もよろしくご支援、ご協力をお願い申し上げます。
保護者の皆さまの2012年が明るく希望に満ちた年でありますよう、お祈り申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　園長　松本郁子
　　
　
　　　
　　あんなに降った雪でもあんなに降った雪でも時期がくれば、
　　　　　　　　　　　いつか自然に解けて土の中から水仙の芽が出てくる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　相田　みつを